マカを深く
知りつくす!

マカで糖尿病予防

ホルモンバランス調整や肉体疲労回復などで知られるマカ。 そのマカが糖尿病の予防にも効果を発揮してくれることがわかってきています。

そのメカニズムはどのようなものなのでしょうか? 今回は、マカの糖尿病予防について、皆さんにご紹介させて頂きます。

糖尿病とは

糖尿病についておさらいしましょう。 糖尿病とは、インスリンと呼ばれる物質の分泌が正常に行われなくなり、体内の糖分を効率よく分解できなくなることにより起こる病気です。

インスリンは膵臓で生成される物質で、食事などで摂取した血液中の糖分を分解する働きを司ります。 そのインスリンの体内濃度が下がると糖分を分解する能力が低下してしまい血中の糖分濃度が上昇します。 その結果、ソルビトールという有害物質が発生してしまいます。

このソルビトールは、増え続けると健康な細胞を傷つける特性があり、その結果、合併症などの様々な悪い症状が現れはじめます。 これが糖尿病と呼ばれる病気のメカニズムです。

秘密は「亜鉛」

そんな糖尿病に対し、マカの何が効果的なのでしょうか? マカが糖尿病予防に効果を発揮する根拠は、豊富に含まれる「亜鉛」にあります。

体内の亜鉛が不足すると、糖分を分解する役目のインスリンを代謝してしまう事が分かっています。 つまり、亜鉛不足がインスリンの低下を招くと考えられているのです。

インスリンが低下すると・・・もうおわかりですね!? 亜鉛の低下がインスリンの減少を招き、その結果、糖分の分解能力が低下し糖尿病のリスクが上がってしまいます。

糖尿病のリスクを上昇させてしまう亜鉛不足の対策は必要不可欠と言えるでしょう。 マカを摂取することで亜鉛を補うことができ、それがインスリンの減少を防ぐことに繋がり、糖尿病のリスクを抑えることができるのです。

実は亜鉛はインスリンの原材料

もっとつっこんで説明を続けます。 亜鉛不足がインスリンの減少に繋がる要因の一つとして、実は亜鉛がインスリンの原材料になっているからだと考えられています。 インスリンの原材料として亜鉛が利用されているならば、亜鉛不足はインスリンの生成量に直接影響することは明白です。

通常の状態でも、インスリンは代謝されて減少しています。 そのインスリンを補うには、インスリンを生成する栄養素を摂取する他に方法はありません。

マカによって亜鉛を補充することにより、インスリンの減少を留めることができ、インスリンの生成を助けることに繋がるのです。

定期的なマカの摂取で対策を

いかがでしたでしょうか? マカを定期的に摂取することで、糖尿病の予防に繋がる事を理解していただけたかと思います。

一番最後にお伝えすることは、さらなる効果を期待するならば「運動」は欠かせません。 運動を行うことで細胞のエネルギー消費を促進させることができ、結果として多くの糖分を消費することが出来ます。

毎日のマカと運動で糖尿病予防を始めてみてはいかがでしょうか。

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